2011年 07月 26日
![]() 震災の影響による自粛ムードの真っ只中だったのか。 どんな理由だか判然としないものの、このあとGWには人出が回復していたということなので一安心。 普段の週末からすると、不思議な光景に思えたのだった。 人出が少ない、もしくは少なそうな時間に草津にいると、必ず行くのがこの地蔵の湯。 「どこかひとつに行くとしたら」 必ず行くのはここだろう。 ![]() ![]() この日は週末の昼間にもかかわらず、 そろそろあがらないと疲れるな・・・というくらいのタイミングにならないと、 他の湯浴み客がやってこなかったのだった。 ![]() ![]() 高い天井の湯気抜きの隙間から、淡い光が差し込む。 湯には白い細かな湯花がゆっくりと舞う。 指先は見る見るうちにふやける。 湯に浸かればやや厳しい温を感じ、外に出ればひんやりとした涼を感じる。 ものすごく火照るわけでもなく、ぴりぴり強烈すぎる刺激に攻められるわけでもない。 草津の中でも比較的丸い印象の地蔵源泉。 貸切の湯小屋の中で、時間の流れはとってものんびりと。 なんとも居心地のいい至福の時間。 やっぱりこの湯にはまた来てしまう。 かつての地蔵1 かつての地蔵2 ▲
by eratomoeratomo
| 2011-07-26 23:27
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2011年 05月 14日
![]() ![]() ![]() 4年ぶり? 考えてみるとそれくらい行っていなかったみたいです。高砂館。 その間、何度も地蔵源泉には入っていたものの、 共同湯はどこかせわしなく落ち着かないもの。 あの、新鮮な地蔵がびっちり緊張感たっぷりで迎えてくれる、 高砂館の、貸切風呂、「小風呂」。 あいつに会いたくて。 念願かない、営業を再開した高砂館に行ってきました。 ![]() ![]() 震災後、少し元気がない様子だった草津温泉も、 五月に入ると活気を取り戻しつつある様子。 旧草津街道脇には見事な桜並木。 木の電柱もあるような、ノスタルジーな街道に咲く満開の桜。 ふもとから草津に上る車も次から次へ。 やっぱりこうでなくちゃ。 日本全体でどんよりどよーんと沈んでたら、いつまで経っても・・・ ![]() ![]() 湯畑の周りも人がいっぱい。 そういえば、今回の湯畑、湯花がかなり溜まってました。 そして、しばらくぶりにじっくり歩くと、けっこう店が変わってるものです。 ![]() そして会いたかった地蔵源泉。 ひとつが劇熱。野沢バリ。 あと二つは適温。 澄んだ地蔵源泉。 そこからはなんともいえない緊張感が伝わります。 そして舞い上がる湯花。 湯もみじゃないけど、たっぷりにごらせて、 地蔵源泉を堪能する時間。少しきびしめに肌を刺す。 そんな酸性泉らしい荒々しさ、いいじゃないの、と。 ![]() ![]() 営業再開後の高砂館は、夕食はありません。 女将さんは恐縮してましたが、大丈夫、いいんです。 勝手にやらせてもらえれば★ あの夕食がないのはちょっとさびしいもんですが。 その代わり、ずどーんとくる朝食は健在でした。 数年ぶりということもあって 部屋が酸っぱかったり、洋式トイレに座るとドアが閉まらなかったりと お茶目さもありますが、やっぱり地蔵源泉というものはいいもんです。 ▲
by eratomoeratomo
| 2011-05-14 09:14
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2007年 03月 04日
![]() といえば草津の数ある源泉の中でも人気の源泉。 その湯を引く唯一の共同湯、白旗の湯は気後れするほどの混雑と、そして熱さ。 だから未湯のままなんですが。。。 福寿荘は湯畑のまん前、あげ饅頭のやまびこ温泉饅頭のお隣。 湯畑前にしてはひっそり小ぢんまりとした小規模旅館です。 宿の人が予約のときに、湯畑前の部屋を用意してくれる、とのことでしたが、 実際行ってみて窓を開けるとホント湯畑のまん前。 足湯に浸かる人たちがすぐそこです。 ![]() ![]() ![]() 福寿荘の浴室は貸切風呂が一つ。 黒い木壁に大小二つの石造りの浴槽。 そこには濁りのない新鮮な白旗の湯がたっぷりの掛け流し! 硫黄の臭い、湯に浸かると舞い上がる溶き卵のような白い湯花。 小さ目の湯船を熱めに。大き目の湯船を適温に。 心地よい温度の白旗の湯にのんびり貸切で浸かる、ん~贅沢。 もっと白旗というと攻撃的なイメージを持っていましたが! ツルツルしっとり割とマイルド、そんなイメージに書き換えることにします。 詳細データはコチラ。 ▲
by eratomoeratomo
| 2007-03-04 22:55
| ★温泉のページ
2007年 03月 04日
![]() その南側をぐるっと囲むのは「草津に歩みし百人」。 よ~く見ていくと、源頼朝や日本武尊から田中角栄や石原裕次郎まで。 ほけ~っと細かく一人一人見ていくと、湧く疑問は・・・「一体、何基準?」 ![]() ![]() ![]() 阿部真之介なんて名前もあり、やけに最近の人(注、プロ野球選手)もいるんだぁ~。 まぁもちろん、字も違うし完全に別人です。 ▲
by eratomoeratomo
| 2007-03-04 22:30
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2007年 02月 25日
![]() 少し違うコンセプトで冬の草津温泉、賽の河原通りの極楽館に1年半ぶりの再訪です。 今年の草津は、全国的な暖冬の例に漏れず2月の雪が少ないそうで、 確かに温泉街の道路上にも雪はほとんど見られません。(⇒といっても十分寒い・・・) ![]() ![]() ![]() 寒い季節には暖房だけでなくコタツがあるのがうれしい。 極楽館のすぐ下はお煎餅屋さんで、お煎餅を買い求める人、道行く人の賑わいが聞こえてきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そのため、その豊富な湯量をドンドコ掛け流しにしても湯が熱くならないのが特徴。 「どちらか」、というと温泉に長くじっくり浸かりたい向きなので、熱くないこの湯はうってつけ。 刺激少な目、でも入るとすぐにツルっとする酸っぱい湯。 新鮮な湯が常にあふれる浴槽に、のんびり入る時間はすごく早くあっという間。 気が付くとものすごく時間が経っていたり。 さらに湯上りに談話室で本なんぞをよんだりすると、さらに夜は更け・・・ この日は満館。でも、部屋数が少ない事もありお風呂は毎回貸切でした。 ※男女別浴室に加えて貸切風呂もあり(写真最下右) 極楽館の夕ゴハン。 ▲
by eratomoeratomo
| 2007-02-25 11:32
| ★温泉のページ
2007年 02月 04日
![]() やってきたのは・・・群馬県は東の横綱草津温泉。 地蔵の湯源泉の高砂館です。 「あれから1年経っちゃったんだぁ」 妙に早かった1年を振り返りつつ、これまた前回と同じ。 新宿から草津行きの湯巡り号に乗り込んだのでした。 ![]() 日本列島を爆弾低気圧が襲った日。 「最近、地球、だいじょうぶ?」 と思わされる爆弾低気圧の勢いは・・・ 草津に向かう一行の道程に、 暗い影を落としたのでした。。。 ものすごい雪、雪、雪。 あぁ、これでまた到着が遅れる。。。 2時間ほどの遅れの後、やっと着いた草津温泉。 スキー場も嘆く雪不足がウソのような雪化粧の温泉地。 草津で待つ先発の友人とも合流し、これまた1年前とまったく同じ佇まいの高砂館へ。 ![]() ![]() ![]() ![]() そしてまたまた1年前と同じ部屋に。 昨年と違うのは今年の方が天気が悪い、ということ。 そうなるとやる気のない一行は完全に高砂館にお篭もり状態。 新鮮な地蔵の湯源泉に浸かりつつ、 麻雀したりファミコンしたり二日酔いからの復活に賭けたりと。 一言で言うと、かーなりぐうたら。 ![]() ![]() 高砂館には、貸切利用のできる小風呂と 男女別のお風呂があります。 もっとも新鮮な湯は小風呂。 一人分に三つに仕切られた浴槽は、 湯口の調節で温度調節も出来て快適。 自分好みの温度でのんびりと浸かれます。 ささにごりの湯に入るとぱぁっと舞う湯の花。 草津の湯の中では比較的刺激の少ない地蔵の湯は、何度でも入りたくなるすばらしい湯です。 今回の草津はこんな感じ。 ▲
by eratomoeratomo
| 2007-02-04 10:45
| ★温泉のページ
2006年 09月 19日
![]() 草津の温泉街をそぞろ歩きするときに、ついつい食べてしまう温泉まんじゅうです。 タイミングを見計らっていくと、揚げたてをゲットできるかも? ![]() 温泉まんじゅうの天ぷらである揚げまんじゅう(1個百円)は、 周りについているゴマの風味がポイント。 散歩のお供に、小腹が空いたときに一つパクっと食べるのが幸せなのでした。 ▲
by eratomoeratomo
| 2006-09-19 22:22
| ★ゴチソウのページ
2006年 09月 18日
![]() 今回のリベンジ。宿に電話をかけてやっていることを確認。 女将さん曰く、「14時まで平気」ということで善は急げ! 10時直、一番風呂くらいの勢いで行ってきました。 ![]() 賑わう賽の河原通りに面した泉水館は、草津では数少ない自家源泉を持つ宿。 早く行き過ぎたため、まだお掃除が終わってませんでした(気合入りすぎ?)。 ![]() ![]() ほどなく待ち焦がれた君子の湯へ(日帰りは700円)。およそ二年越しの恋実る。 脱衣所は階段を降りて半地下になっています。このアプローチ、たまりません。 ガラガラっ。引き戸を開けると硫黄の臭い。 桧をふんだんに使った、天井高めの昔ながらの見事な湯小屋。 そこに二つの石造りの浴槽が並び、真ん中には「草津十二湯 君子の湯」と。 ぴゅろぴゅろと静かな音を立てて注がれる源泉は、やっぱり静かに浴槽からあふれて。 ![]() ![]() ![]() ![]() あぁこういう雰囲気、待ってました~! 適温の浴槽は右手側が透明、左手側が白濁。透明度は60センチほど。 源泉が46度ちょっとと他に比べ低めなので、入りやすい。 レモンのようなすっぱさと、硫黄の臭い、そしてすぐに肌がツルツルしてくる湯。 他に比べると幾分マイルドな印象の湯は、草津十二湯の名に恥じないすばらしい湯でした。 リベンジしてよかったぁ~。 詳細データはコチラ。 ▲
by eratomoeratomo
| 2006-09-18 21:54
| ★温泉のページ
2006年 09月 18日
![]() ガラス越しに見える石臼が気になりながらも、これまで行かずにいたそば屋。 今回、またもやそばきちと迷いましたが、 「いや~新規開拓っしょ」ということで行ってみることに。 12時少し前という時間で店先には一組のお客さんが。 ん~、思っていたより人気店です。よく見たら店内にも待ち客がいたし・・・ちと油断・・・ ただ、ちょうど一回転目のお客さんが出てくるタイミングだったらしく、10分ほどで店内へ。 ![]() 今回は初めてなのでもり蕎麦大盛りにしました(600円+200円)。 実は店先に石臼はあったものの、看板などに「手打ち」の文字がなく若干不安でした。 が、石臼で挽いてるのに今更機械打ちはないだろ~と勝手に自信ありげ。 とは言っても少し不安。 そして店内に「挽きたて、打ちたて、茹でたて」の三たてアピールを見つけ一安心。 やっぱこうでなくっちゃねぇ~。 ![]() やがて運ばれてきた蕎麦は、大盛りらしく「で~ん」と貫禄あり。 最初少し水っぽい蕎麦は、後味が薄く「おやっ?」という印象。 しかし、食べ進めていくと、真ん中あたりはしっかりと蕎麦の香りに味。 コシもなかなか。そばそのものはそばきちよりしっかりしてるなぁ(特に香り)。 もう少しして新そばの季節はどうかな? ![]() お店の外に出たら・・・なんと行列がもっと伸びてました・・・。むぅ。 そういえば、前回の草津のときよりそば屋が二店ほど、さらに増えてました。 草津、にわかにそば激戦区!? 詳細データはコチラ。 ▲
by eratomoeratomo
| 2006-09-18 21:38
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2006年 05月 21日
![]() 草津に足を運ぶチャンスがあったので、行ってきてみました。 元あった場所は更地になっていて、以前は駐車場だった場所に 新しい地蔵の湯が、大きくなって復活していました。 ![]() 新しい木の白さが、なんだかまぶしい、でも共同湯らしい建物でした。 防犯カメラが必要になってしまったという時勢が、さびしい限りですけど・・・。 建物の大体半分が、男女別の共同湯。 そして残りが伝統の時間湯となっています。 ![]() ![]() 共同湯部分は、脱衣所と浴場との仕切りがないタイプ。 湯気抜きのための高い天井が共同湯の建物らしいです。 天井が高いというのは気持ちがいいもんです。 浴槽自体は、旧地蔵の湯と同じくらいの広さ。 違うのはその周りのスペースの広さ。 コンクリの床だったのが、木の床に変わり、かなり広くなっていました。 やっぱり、硬質感がない木の床っていいな~。 全体的に、浴室はかなり木をふんだんに使った造り。 唯一、浴槽のみが大きめのタイルだったくらい(縁は木枠)。 うっすら白く色の付いた湯に浸かると、少しピリリとくる刺激。 これを感じると「あぁ草津の湯だぁ~」と、なんだかやけに安心します。 心地よいひとときでした。 ![]() 地蔵の湯というトレードマークは、よく見ると旧地蔵から引き継がれたものでした。 ▲
by eratomoeratomo
| 2006-05-21 23:59
| ★温泉のページ
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いよいよもって記憶力の弱ったぷうたろうが、源泉掛け流しにこだわった温泉を中心に ゴチソウ、オデカケのキオクを忘れないようにメモしたものです。 since:2005.2.13
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