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2011年野沢温泉道祖神祭り  ~長野県野沢温泉村~
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北信州の野沢温泉をちょいちょい訪れるようになってから早5年。
お気に入りの温泉地のひとつ、というかいつの間にかMOSTな
温泉地になったといっても過言ではない野沢温泉で、この5年の間、
見る機会がなかったのが、毎年1月15日に行われる「道祖神祭り」です。

野沢温泉の道祖神祭りは、地区を代表する野沢組惣代が総元締めとなり経験者から選ばれた山棟梁と社殿棟梁などの役員の指揮のもと「三夜講」と呼ぶ厄年の男たち祭りを執行します。
 男の厄年を迎える数えで42歳・41歳・40歳の3つの年代が「三夜講」と呼ぶ組織を編成し、この同じ仲間で3年間行事を行う。ここへ25歳の男の厄年が毎年加り、また、42歳にあたる者が幹事役を勤める。 3年間行事を勤めると、次の三夜講に引き継ぐ。
 祭りの準備を含め一週間以上も自分の仕事を犠牲にして祭りに携わることは、野沢の男となるという気持ちが宿命的なものとして受け止められています。この厄年行事を勤めることにより、初めて村の大人の仲間入りができ一人前として認められるとされています。
 祭りは、人間づくり、仲間づくりでもあるのです。
⇒野沢温泉観光協会HPより引用

日本一の火祭り、とも称えられる勇壮な火祭り。
今年は1月15日が土曜日に重なり、絶好のチャンス、とばかりに野沢に行くことにしました。

祭り当日の15日までの野沢温泉は、年末から日本近辺に勢力を張り続ける寒波の影響か、
雪もたっぷり。スキー場的には大歓迎なんだろうけど、祭りの準備をする側からすると厄介なものでしょう。


祭り当日、日中はちらちらとした雪が降り、夜になっても降ったり止んだり。
しかし、祭りの本番、8時以降はほとんど止んでいる状態で、想定より天気に恵まれたといえるかな?


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こちらは祭りに奉納される灯篭のひとつ。
泊まっていた宿の人の話では、大工さんの組合?が作ったものだそう。
今年の灯篭は2基で、以前に比べると少なく寂しいそうです。
確かに平成14年の祭りの写真を見ると、そこには7基の灯篭が見える。
ここ数年の不景気の影響は、こうしたところにも影を落としている、というところか。


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この灯篭は、前年長男が誕生した家が作り、
火祭りに奉納するというものらしく、古くからの伝統に基づき作られ
高さ約9メートルほどにも及ぶものです。
灯篭の下には、長男の誕生祝いと、健やかな成長を祈る書き初めがつけられています。
灯籠は祭りの会場へ運び、社殿に火が入りクライマックスを迎えたときに、
火の中に入れるそうで、祭りの盛り上がりのために欠かせないものだそうです。


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ただ、灯篭はお披露目に多額のお金がかかってしまうことから、
近年ではたくさん作られることがなくなっているとのこと。


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宿の近くの朧月夜の館にあった灯篭は、
7時頃になると村の人により、一度解体され、
松明のあかりに導かれ、村の中を大勢の男たちに担がれて運ばれます。
この灯篭の列では、松明のぶん回しやお神酒の振る舞いなど、
いよいよ祭り本番が始まるんだな、と一層雰囲気が盛り上がります。


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灯篭とは別の火も祭り会場にやってきました。
会場近くの道祖神におまいりです。


こうして役者はそろいました。
花火が上がり、会場を明るく照らすとあとは本チャンの火を待つばかり。
「火ぃもってこ~い、火ぃもってこ~い」と社殿の上の男たちが声を上げます。

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by eratomoeratomo | 2011-01-18 22:25 | ★オデカケのページ