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東京発熊本終着地獄行き② ~寝台特急富士・はやぶさ~
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夜の東海道本線を西へひた走る富士・はやぶさ号。
うちらの開放B寝台。
開放というくらいなのでプライベート感はほぼないですが、
そこは野郎同士の旅。
向かい合わせのボックス席のようなレイアウト、
そして空間の広さ。酔っ払ったら即寝の動く居酒屋。

渾身の日本酒が一本、また一本とカラになっていくのと時を同じくして、
富士・はやぶさも西へ西へと移動しつづけます。
20時35分 静岡
22時45分 名古屋
23時08分 岐阜 ・・・・

関が原近くになった頃にはかなくも睡魔との闘いに敗北。

その間にも富士・はやぶさは西へ・・・

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翌朝目覚めた頃には、列車は旧国名で言う安芸の国、広島を後にし、
本州西端の地、山口県へと入っていました。

「朝日がまぶしすぎる・・・」

前日の酒が抜け切らないくぐもった頭にはまぶしすぎる太陽。
6時を過ぎ、車内放送も再開です。

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これから列車は関門海峡を渡り(というかトンネルを通り)、本州から九州へ。
ただ、この海の下を通る区間は列車的には一筋縄にはいかないようで。
古くからこの区間は列車を運行する側からするととってもめんどくさい区間。
よく毎日生真面目に運行しているなぁと。


ここまでの本州はEF66という直流専用の電気機関車。
関門海峡の本州側の端っこ、下関から反対側の門司までの海峡部分だけ、
EF81という直流も交流もオッケーの海峡専門といってもいい電気機関車。
海峡トンネルのための塩害対策がされてます。
そして門司から終点の熊本まで、
九州内を担当するのは交流専用のED76という電気機関車。
というわけで、下関から門司までのこの区間だけで機関車を二回付け替えるというイベントが。
さらに、門司では富士とはやぶさのお別れまであります。
大分と熊本と行き先が違うので。
そんなこんなで鉄道ファンならずともちびっ子を連れた家族連れにも垂涎の・・・
イベント区間ということになるようです。

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下関駅朝の8時半過ぎ。
機関車に向かってダッシュする人並み。朝からテンション高いです。

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ここまで客車を引っ張ってくれたEF66ともお別れ。
客車から切り離しをしてしばしの休息です。

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続いてやってきたのが、関門海峡のエキスパートEF81型機関車。
本当はもっと分かりやすい銀ギラギンのヤツが来てくれると良かったんですが、
(さびないようにステンレス車体の機関車がいるんです)
この日は少し地味目のピンク色の機関車でした。
しかし、スゴイ人でした・・・

そして、関門海峡をあっという間に渡ると、九州です。
北九州市の門司駅。
ここでまたまたピンク色の機関車とお別れし、今度は赤い機関車ED76の出番です。
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付け替え作業は比較的短時間で終わり、
いよいよ最終目的地熊本へ。
・・・とひた走るかと思ったら、なにやら信号が変わらん!とかで
門司駅のお隣小倉駅で長時間停車。
けっこうな時間遅れて再び出発進行です。

「お急ぎのところ大変ご迷惑を・・・・」

と車掌さんは平謝りでした。

が、そもそも急いでる人ってこの列車には乗ってない雰囲気だったので、
車内はいたってのんびりムードでした。
なんせ、18時間ほどの長丁場ですから・・・
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by eratomoeratomo | 2008-11-17 23:40 | ★オデカケのページ