温泉Junky ぷうたろうが ユク。
2015-05-09T16:24:35+09:00
eratomoeratomo
いよいよもって記憶力の弱ったぷうたろうが、源泉掛け流しにこだわった温泉を中心に ゴチソウ、オデカケのキオクを忘れないようにメモしたものです。 since:2005.2.13
Excite Blog
北海道温泉行脚 ~08~ 旭岳温泉 湧駒荘(その3)
http://eratomo.exblog.jp/24070748/
2015-05-12T07:13:00+09:00
2015-05-09T16:24:35+09:00
2015-05-09T16:24:35+09:00
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■北海道・東北の温泉
翌朝、旭岳温泉の周りはかなり冷え込んだ模様。起床後、ちょっくら散歩に出ると、いやー寒い寒い。
一面びっしりと真っ白な霜に覆われていた。。。
快晴の空の下、旭岳が良く見えていた。
澄んだ空気、しかしその張り詰めさ加減といったらハンパなし。
弱い風邪でさえ、鋭利なナイフのごとく、耳を切り裂くような冷たさ。
朝日が霜で覆われた草木を照らすと、キラキラ輝くが、
あまり見てる余裕すら与えてくれない厳しさ。。。
湧駒荘ちかくの駒止の滝。
滝からの湯気がものすごかった。
別に湯滝というわけではないだろうに。
冷えっ冷えになった体を温めようと、一目散に神々の湯に向かう。。。
2007年にできたらしい別館の神々の湯。
本館のいずれの湯ともまた趣が違い、これはこれでとても良い雰囲気。
高い天井に広々とした空間。
ほけぇ~と湯に浸かっていると、
なんか少し贅沢な気分すら湧いてきた。
こちらはしっかり露天風呂もあり。
ピンと張り詰めた空気の中、温かな湯に浸かるのはやっぱりえぇなぁ~
湯は本館にあった元湯と目薬の湯、寝湯に相当するものではなかろうか。
どれも広々とした浴槽で、でもかけ流し、とても気持ちが良い湯だ。
ひとっぷろ浴びて、朝飯食って、ちょっとごろ寝して、
旭岳温泉を満喫し、
後ろ髪を思いっきり引っ張られながら、
湧駒荘に別れを告げた。
また来るぞ~とこっそり願いながら。
一泊だと忙しいから今度は二泊以上で来たいものである。
■源泉:旭岳温泉(目薬の湯)
泉質:マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉
(低張性中性高温泉)
PH:6.3
泉温:44.1度
蒸発残留物:1,815mg
知覚的試験:無色透明、無味、無臭
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北海道温泉行脚 ~08~ 旭岳温泉 湧駒荘(その2)
http://eratomo.exblog.jp/24070633/
2015-05-11T07:30:00+09:00
2015-05-09T15:55:49+09:00
2015-05-09T15:55:49+09:00
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■北海道・東北の温泉
ユコマンの湯を堪能したあとは、腹を満たさねば。食事を食らい、一杯呑んだあとは、酔い覚ましとばかりシコロの湯へ。。。
※良い子は呑んだら覚ましてから入りましょう。
食前酒はくどき上手だったのか~といまさらながら感心。
腹いっぱいのあとはシコロの湯へ。
シコロの湯は、ユコマンの湯に比べると浴槽は少ないが、
その分一つ一つがゆったりと造られていて、
浴槽はシコロの木で造られているそうな。
寝湯と目薬の湯、そして元湯とユコマンの湯にもあった湯たち。
またゆったりとした浴槽で浸かるのも良いもんでございます。どれも適温あるいは温めでまたまたゆっくりのんびり長湯で危険・・・
このときは残念ながら露天は寒すぎてほぼ開店休業状態だった。まぁまた夏に来ますか。
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北海道温泉行脚 ~08~ 旭岳温泉 湧駒荘(その1)
http://eratomo.exblog.jp/24070555/
2015-05-10T07:18:00+09:00
2015-05-09T15:32:09+09:00
2015-05-09T15:32:09+09:00
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■北海道・東北の温泉
鹿の子温泉のある置戸町からは、石北峠~層雲峡を越え大雪山をぐるりと回りこんでこの日のお宿、旭岳温泉へ向かった。
層雲峡はすっかり木々の葉も落ち、冬の装い。
旭岳近辺も同様で、かなりの冷え込み。
でもそれはむしろ温泉に浸かるには条件がそろったということで。
ひとしきり館内で休んだあと、さっそくユコマンの湯へ。本館の浴室はユコマンの湯とシコロの湯が男女で入れ替え制になっていて、さっさと堪能しないと入りそびれる~のである。ジャガバタのサービスなどを適当のかっ食らい湯へ・・・
裏山の岩が自然のままの状態で浴室に組み込まれた、ユコマンの湯。浴槽廻りの鉄平石は自然石を集めて造り上げたもの。
入り口近くの寝湯。奥に丸太が渡してあって、そこに頭を乗せると寝れる・・・ということらしい。けっこう温めで気がつくと寝そう。ささにごりの黄緑の湯はちょっと析出物もあり。
メイン浴室の元湯。これが一番温度としては高くてぬくぬくする。
こちらはぬる湯。名前の通りかなりぬるい。33度くらいで一番最初に入ると寒い。
手前側が目薬の湯。正苦味泉という珍しい泉質で、やや青みがかった透明の綺麗な湯。
ややぬるの炭酸水素塩泉。とても透明度の高い綺麗な湯。なんだか自分の汚れた心も綺麗になりそう。
全体的にキシキシした浴感で、この前に行った鹿の子荘とは真逆といっていい浴感。しかし、どの浴槽も重厚な木の浴槽で、とても気持ちがいい湯浴みができる。そして火照る湯でもないため、自分で自重しないと「ほぇ~」と、知らぬ間に限界に到達しそうである。
結局、今回は二回、この素晴らしい湯を堪能させてもらいやした。いやいやいや、温泉って良いでござる~。
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北海道温泉行脚 ~07~ 鹿の子温泉 いで湯の里鹿の子荘
http://eratomo.exblog.jp/24070461/
2015-05-09T17:03:00+09:00
2015-05-09T15:07:23+09:00
2015-05-09T15:07:23+09:00
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■北海道・東北の温泉
屈斜路湖を後にして、一路進路を北に採った。
そうして、美幌峠を越えて置戸町に入り、やってきたのが鹿の子温泉、鹿の子荘。このひなびた一軒宿には、それこそ何年ぶりかの再訪となったのだった。
晴天の美幌峠。
鹿の子荘は一軒宿。
かつて学生時代に北海道をテント泊で行脚したとき、
テントに疲れて癒しを求めとまった宿。宿泊料が5,500円だったっけ。
当時は温泉はすごかったものの、布団が煎餅過ぎて求めた癒しはそれほど満たされなかったよーな。
そんな苦いキオクが残っている。
今回は日帰りで温泉目的。
当時から健在の屋根上の温泉マークを見つけてしまうと、なぜかちょっとにやりとしてしまう。
そして今回も当時一緒だった悪友と一緒というも。お互い顔を見合わせたりして・・・
「ひなび度合いがましてねーか」みたいな。
温泉は男女別のタイル張りの浴場。
昔は風呂がつながっていて、男女浴槽の間に水車のようなものがあったような気がしたが、
今回は厚い壁が立ちはだかっていた。
別に何かを期待していたわけではないが、なんか残念な気がするのである。
温泉は相変わらずのすごいかけ流しっぷり。
鮮度もよく適温の湯はしばらく浸かっているとじんわりと汗が。
ツルツルの浴感には、いつの間にやら自分の手だというのに産毛をさすってしまいたい衝動に駆られる。
キオクのままの湯。そして評価はもっと上がってしまったすばらしい湯。
いつまでも残っていてほしいものである。
しかしながら、この思い出の湯は、
残念ながら廃業により再訪はかなわぬ夢となった。(ということである)
■源泉:源泉名不明
泉質:アルカリ性単純温泉
PH:9.7
泉温:43.4度
蒸発残留物:357mg
知覚的試験:無色透明、無味、無臭
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北海道温泉行脚 ~06~ 和琴半島公衆浴場
http://eratomo.exblog.jp/23996218/
2015-04-28T07:14:00+09:00
2015-04-26T21:43:47+09:00
2015-04-26T21:43:47+09:00
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■北海道・東北の温泉
川湯ホテルプラザをチェックアウト後は、よい天気になったため屈斜路湖畔をぶらぶら。そのときにやってきたのが和琴半島だ。
和琴半島は、屈斜路湖の南部にあり、もともとは古い時代の火山島だという。
ここは地熱で局所的に温暖なため、道内には見られなくなったミンミンゼミが生息しているらしい。
そう聞くと、なんとなく他所に比べなんとかくあったかい気がするから、
感性なんて適当(流されやすい)なんだよなー、と思った。
(でも、今でも、たぶんあったかいのは本当な気がしている)
それはさておき、和琴半島は一周約2.5キロの自然探勝路も整備された風光明媚な地。
もちろん、温泉もあるのだ。
半島の根元?にある駐車場に車を置いて、先に進んでみた。半島からは白鳥の群れが湖面に浮かんでいた。
その先では紅葉が湖面に赤や黄色の色を落としていた。
そこをカヌーでつぃーっと楽しげな人々が通り過ぎる。
なんとものどかな風景。しばし時を忘れぼーっとしていた。
おっと。いかんいかん。
気を取り直して先に進むことにした。
駐車場のすぐ脇には露天風呂がある。
しかし、ここはあまりにも衆人環視すぎ、
我々悪友と二人が乙女でない以上、今回は遠慮しておくがよろし、次回以降の宿題とすることとした。
気を取り直して紅葉のトンネルの中を公衆浴場に向けて歩く。
10分も歩かないくらいで、木組みの浴舎が見えてきた。
公衆浴場はとても綺麗に整備された素朴なものだった。
コンクリの浴槽は、底にすのこがしかれ、どうやら床下湧出という素晴らしいものらしかった。
が、しかし、湯はかなりの熱さ!!!
こいつは・・・体を沈めるのがやっとで残念ながら長湯はできなかった。
もっともっと寒い時期に来ないといけないのかもしれない。
無色透明の綺麗な湯。
しばれる日に訪問し、
この湯はあーだこーだ、
なんて言える日を楽しみに、また来ることにしたいと思った。
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北海道温泉行脚 ~05~ 屈斜路湖 池の湯
http://eratomo.exblog.jp/23996043/
2015-04-27T07:04:00+09:00
2015-04-26T21:10:13+09:00
2015-04-26T21:10:13+09:00
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■北海道・東北の温泉
早起きは三文の徳とは良く言ったもので、確かに朝早く起きれば、誰もいない風呂でのんびり貸切、なんて状況を満喫することもできる。
もちろん時折、自分たちよりずっと早起きな先達の方々が、のんび~りしていることは、まま、あるが。
「早起き」した悪友と二人、早朝の朝練ですっかり冷え切った体を癒すべく、屈斜路湖畔の池の湯に向かった。
早朝の屈斜路湖には、越冬のためにやってきたらしい?ハクチョウたちが羽を休めていた。この日はかなり冷え込んでいたらしく、湖面からは湯気が立ち上っていた。
池の湯は紅葉鮮やかな屈斜路湖畔にあった。立派な脱衣所もある混浴の露天風呂。円形のそれは直径15mほどもあろうか。たどり着いた池の湯からは、湖同様湯気が。。。でも、ちと温泉にしては弱弱しい。いやな予感がした。
手を湯に突っ込んでみた。むむぬ、ぬるい。。。
しかし、ここまで来て入らずには、と悪友は果敢にチャレンジした。
寒い寒い寒い!
偽らざる感想を吐露し、チャレンジは短時間にて終わった。
このときばかりは、浸からなくてよかったと感じた。
温泉junkyらしからぬ情けなき自分。
それゆえに別の時期、時間帯に再訪せねばと思った湯である(残念ながらまだリベンジできていない)。
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北海道温泉行脚 ~04の寄り道~ 屈斜路湖~硫黄山~摩周湖
http://eratomo.exblog.jp/23990865/
2015-04-25T22:43:55+09:00
2015-04-25T22:43:51+09:00
2015-04-25T22:43:51+09:00
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★オデカケのページ
屈斜路湖畔と川湯温泉に二泊滞在中に、一応周辺も観光した。
天気はスカッとはいかなかったものの、
紅葉もところどころ盛りで、まずまずの状態。
摩周湖も見れたし上々だった・・・はず。
ホテルレークウッド屈斜路湖に泊まった日。
少し早起きして硫黄山~摩周湖方面へ遠征した。
この日は川湯温泉を抜けて硫黄山へ向かう辺りの少し開けた一帯に霧が出ていた。
朝日が霧の向こうから昇る。
パァっと霧が白からオレンジに一瞬で染まっていった。
幻想的・・・それくらいしか言葉が浮かばなかったが、そんな感じだった。
夢中でシャッターを切っていた。
めまぐるしく様相が変わる中、硫黄山がはっきりと見えてきた。
すごい蒸気。そして誰も周囲にはいない。完全な貸切だった。
硫黄山からは摩周湖へ。
摩周湖にも誰もいない。貸切状態。
摩周湖周辺は風が強く、寒かった。
野郎と二人でなければ体でも寄せ合っていたのに。残念、残念すぎる・・・。
残念ながら湖面はさざ波だっていたが、
黒い湖面に黄金の(に見えた)朝日が差す。そのキラキラさ度合いがなんともすげぇ。
早朝の摩周湖を見たのはこれが初めてだったので、とにかく言葉を失う感じだった。
これが摩周湖か、これが北海道か~!!!
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北海道温泉行脚 ~04~ 川湯ホテルプラザ
http://eratomo.exblog.jp/23985444/
2015-04-24T22:51:00+09:00
2015-04-24T22:58:47+09:00
2015-04-24T22:51:19+09:00
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■北海道・東北の温泉
屈斜路湖や摩周湖の周りの温泉地といったら川湯温泉。
観光もしたいし、温泉も浸かりたいし。
となったら川湯温泉に泊まるべ。
そんなこんなで
前夜の宿泊地屈斜路湖畔から
ほとんど移動することなく
川湯温泉に泊まることにしたのだった。
温泉街の中心地にあり、目の前には足湯なんかもあった。
ちなみにこのお宿。今もホテル自体はあるけど、別の名前になってるみたい。
さて、宿自体は昭和の鉄筋作りの口悪く言えばそっけない建物。
あれ?
中に入ると外観以上に疲れた感じ。
良くがんばってきたなぁーお疲れっ、もうそろそろ許してもらえよ、おまえ。
そんな風に声をかけたくなった。
ここの売りはなんと言ってもお風呂。
加水・加温・循環・塩素殺菌なし!誇らしげに主張していた看板。
確かにお風呂は広くて湯が豊富で、素晴らしかった。
高温湯、中温湯、低温湯、そして打たせ湯。バラエティーに富んでいる。
ひとたび浸かれば指はシワシワで酸性度を主張。
しかしながら、温まった体も浴後は意外とさっぱり。
いやいやいやいやいや、湯使いが素晴らしいの何の。
気持ち良いくらいのかけ流しだった。
なので、「こんなに入って大丈夫かな」と思うまで満喫させていただきました。
ちなみに、宿は意外とツアー客(らしき人)で混んでいた。
そして、もうこれ以上は乗れないでしょう、というエレベーターに
妖怪みたいなおばばさまたちが乗り込んでいらっしゃり(それも2~3人ではない)、
たくさんの複雑怪奇なかほりをかがされたっけ。
変な疑いはいやなので両手はやや万歳気味だったようにキオクしている。
という恐怖のエレベーターイベントも相俟って、
キオクに残る宿のひとつとなった。。。
名は変わってもいつまでも川湯の中心地に鎮座していてほしいものである。
今日もまた、そしてこの先も名湯で旅人をもてなしていることだろう。
■源泉:自家源泉(源泉名:川湯ホテルプラザ)
泉質:酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉(硫化水素泉)
PH:1.8
泉温:50.5度
蒸発残留物:3,079mg
知覚的試験:無色透明、強酸味、硫化水素臭
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北海道温泉行脚 ~03~ 川湯温泉公衆浴場
http://eratomo.exblog.jp/23958850/
2015-04-20T23:25:00+09:00
2015-04-20T23:28:52+09:00
2015-04-20T23:25:45+09:00
eratomoeratomo
■北海道・東北の温泉
北海道温泉行脚二日目。
レークウッド屈斜路の次は、お隣、というかホントすぐそばの川湯温泉です。
川湯の温泉街の中心。
にもかかわらす民家のような外観のため、
うっかりすると通り過ぎてしまうかもしれません。
そんな地味な公衆浴場。
朝の8時から夜の8時まで。
250円(当時)の入浴料金で、かけ流しのすばらしい硫黄泉に浸かることができます。
浴室内には使い込まれたタイル張りの浴槽が二つ。
やや深めな浴槽で向かって左側が大きめな浴槽で熱め。
右側は温め。右側には地下水を入れているそうな。
湯に浸かると・・・
とにかく強烈に酸っぱい・・・というか超酸性。
すぐにツルツルの指なんかしわしわ。
強烈強烈。
だけど、体の芯からぽかぽかとあったまる温まりの湯。
しかし、レークウッド屈斜路湖からそんなに離れてないのに、
こうまで湯の性格が違うことにびっくり。
地元の人と会話すると、
「なして、ホテルに泊まっとるのにここに入りに来とるん?」
と不思議がられました。いい湯だから仕方ないよなぁ。
川湯温泉の足湯。
けっこう寒かったけど、適温の湯で
足からあったまるとけっこう平気だったな。
泉質:酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉(低張性酸性高温泉)
PH:1.8
泉温:44.2度
蒸発残留物:3,921mg
知覚的試験:無色透明、強酸味、硫化水素臭
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北海道温泉行脚 ~02~ ホテルレークウッド屈斜路湖
http://eratomo.exblog.jp/23911782/
2015-04-13T22:25:00+09:00
2015-04-20T23:12:30+09:00
2015-04-13T22:24:55+09:00
eratomoeratomo
■北海道・東北の温泉
野中温泉から阿寒湖を経由して長躯屈斜路湖へ。
なぜ帯広インでそこまで?
まぁ、若い頃(そこまででもない)はそんな無茶も大丈夫だったんだなぁ。
とにもかくにもこの日のお宿はホテルレークウッド屈斜路湖。
文字通り屈斜路湖まで行かねば本日のねぐらは確保できないわけで。
かつては少し気取った幹事で泊まったこのお宿も、
今回は悪友との野郎二人旅。なんの気取りが必要あろう、と素泊まりっす。
少し冷えた体を温めなければねぇ、とまずは温泉。
お風呂は露天と内湯のシンプルなつくり。
日が暮れてから降り出した雨が、森の木々を濡らし、
耳に入る音は自然の音ばかり。
いやーネイチャーだなぁ。
手ごろなサイズの露天風呂には
腰掛け石が適度に配置され、
そのひとつにどかっとケツを落として、
暗い森を眺めながらのんびり。
あたりのやわらかい少しつるっとした湯。
「毎日入るならこういう湯かな」
ぼんやり昼間の野中温泉の湯を思い出しながら比べていると、
じんわりと温まってくる。
湯上りは熱くなりすぎず適度にぽかぽか。
野郎二人には少し不釣合いなツインルームにて、
セイコーマートで買ってきたいささかわびしい夕食をほおばったのでした。
もちろん湯上りの景気づけにはサッポロクラシック。
あまりの気持ちよさに、いつの間にやら落ちてましたとさ。
地味ながらやるな。
ただ残念なことにこのお宿は閉館してしまい、
もう二度と行くことができないのでした。。。(自家源泉だったのに・・・)
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
PH:7.6
泉温:49.4度
蒸発残留物:571mg
知覚的試験:無色透明、無味、無臭
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北海道温泉行脚 ~01~ 国民宿舎野中温泉別館
http://eratomo.exblog.jp/23898034/
2015-04-11T21:36:00+09:00
2015-04-11T21:47:26+09:00
2015-04-11T21:36:39+09:00
eratomoeratomo
■北海道・東北の温泉
2008年・・・
もう6年いや下手すると7年経ってしまいそうな、遠きかなたの日々。。。
もうそろそろ書き留めておかないといい加減完全に忘れてしまいそうな・・・
そんな古い行脚のキオクを書き留めたメモが出てきました。
「そら今すぐ書いておきなさいって」
とても小さな、100均で買ったノートがそんなようにいっているように聞こえたのです。
悪友と二人、10月の下旬に行った北海道。
写真を見ながら記憶を掘り起こす。
帯広空港に降り立ち、そこから長躯阿寒湖の近くまで。
道中、畑の真ん中でタンチョウたちが戯れるのを見ながら、先を急いだっけ。
そして着いたのがオンネトー。
空の色は灰色だったけど、
黄色に染まった木々、
青緑の湖面、
遠くにはかすんだ雌阿寒岳、
そして時折日が差した。
10月下旬の北海道は確か寒かった。
しばらく湖畔にいたら芯から冷えたようなキオクが。。。
ということで早速すぐ近くの野中温泉に向かいました。
このときに行ったのが野中温泉別館。
今回の温泉行脚の記念すべき1軒目の温泉です。
宿の人は気持ちよい対応をしてくれました。
申し訳ないくらい安い料金(確か300円)を支払い奥へ。
進むにつれどんどんクルクル・・・硫黄のにほいが。
宿の中にはほとんど人気がなく、ひっそりとしていました。
内湯はシンプルな木の浴槽。トドマツでしょうか。
シャワーだとかカランだとか、そんなものはありません。
そこには素晴らしい温泉があるだけ。
時折差す日が浴室をオレンジ色に染めてなんともいい雰囲気でした。
「あぁ、ここにずっといてぇ」
(当時の僕のメモには思わず口に出しそうな気持ちの高揚感があったと書いてありました)
かほりからしてかなりやるかな?と思われた湯は、
そこまでどっしり来るタイプではなく、むしろさっぱり感すらあるような印象。
ほとんど悪友と二人で貸切状態で、間違ってこのままいつまでも入ってしまいそうな湯でした。
いや、たぶんそれをやるとやばいだろうなぁ。
露天は内湯より温め。
源泉が42度とあったのでたぶんかけ流しのまんまだったんだと思います。
1軒目からして素晴らしき湯。
この先が楽しみになる旅の幕開けでした。
泉質:含食塩-石膏硫化水素泉(緊張性低張温泉)
PH:6.0
泉温:42度
蒸発残留物:3,502mg
知覚的試験:無色、弱苦味・硫化水素臭
訪問:2008.10]]>
空木 純米 ~宮城県大崎市~
http://eratomo.exblog.jp/20327764/
2013-06-05T23:27:33+09:00
2013-06-05T23:27:16+09:00
2013-06-05T23:27:16+09:00
eratomoeratomo
★お酒のページ
空木。
これだけみると、どこの新規蔵?
もしくはどこの新銘柄?となってしまう。
が、こいつは今年5月22日に開業1周年を迎えた、
あのツリーを記念したお酒ということなのだ。
空、木。読みはうつぎ。
直訳するとスカイ、の、ツリー。
そういうことです。
本来は伯楽星を醸す新澤醸造店がスカイツリーのために作った銘柄。
60%精米の純米酒。
飲み口はすっきりと飲みやすくまとまった純米酒。
割と甘めな感じを醸しだしつつ、酸も立ち、爽快な後味。
気がつくと飲んでいるタイプの酒であるのだ。
ちなみにスカイツリーで試飲した際、
本家の伯楽星はこれより苦い印象。こちらの方が好印象だったのである。
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大正の鶴 落花流水 純米65 ~岡山県真庭市~
http://eratomo.exblog.jp/20317871/
2013-06-04T00:24:10+09:00
2013-06-04T00:24:47+09:00
2013-06-04T00:24:47+09:00
eratomoeratomo
★お酒のページ
5月の連休に岡山から輸入した大正の鶴のもう逸品。
こちらは、瓶火入れの純米酒。
なんと岡山地元限定酒とのこと。
「落花流水」とは、
相思相愛という意味があるそうな。
いわく
「お客様のことを大切に思いこのお酒を通してより深い縁が築けるよう
願いを込めて造りました。口当たりなめらかで奥深い味わいをお楽しみください」
醸造年度は22年度なので、2年ほど熟成している。
前に飲んだ生酒にくらべると、一口目は地味目な印象。
だけど、まぁるい柔らかな印象で、含むとのっそり前の酒と同じく印象的な酸が立ちあがる。
旨味がじんわり広がった後、確かになめらかな口当たりで
最後は爽快さが広がり、すっと消える。
燗にしてもよし。なかなか良いのである。
どちらが好き、と言われるとどちらも好き、という欲張りな回答しかできないのである。
【原料米】備前朝日
【精米歩合】65%
【アルコール度】16度
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新政 特別純米 亜麻猫(あまねこ) 生酒 ~秋田県秋田市~
http://eratomo.exblog.jp/20285156/
2013-05-29T00:12:59+09:00
2013-05-29T00:12:56+09:00
2013-05-29T00:12:56+09:00
eratomoeratomo
★お酒のページ
実はこのお酒、岡山から持ってきたんですが・・・
苦労して持ってきたこの亜麻猫。
出会いは東十条の蕎麦屋でした。
それまでの新政のイメージを覆すエポックメイキングな口当たり。
おぉっ、こんな酒がっ!
そしてその酒には、なぜか岡山で出会ってしまったのでした。
大正の鶴をもう一本買おうかな、というところ、
この亜麻猫に余力を注ぎこむ、我ながら思いのほか強い思い入れ。
そして今日、開封。
口に含んで、その思いは間違ってなかった!
確信に変わりました。
あふれ出んばかり、というかあふれたシュワシュワ。
含んで口腔内を攻撃する酸。
心地よいシュワシュワを感じた後、広がる甘みとうまみ。
いやーまさにこれからのムシムシな季節。
こういうさわやかな酒があるといいなぁ~と。
四合瓶はあっという間になくなりそう。
でも、次の酒を買うアテが・・・
まったくないのが問題かしら。
しっかり覚えておかないとね。
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七田 純米無濾過生原酒 雄町75 ぬる燗 ~佐賀県小城市~
http://eratomo.exblog.jp/20169066/
2013-05-13T23:41:46+09:00
2013-05-13T23:41:48+09:00
2013-05-13T23:41:48+09:00
eratomoeratomo
★お酒のページ
冷やで飲んだ七田をぬる燗でいただく。
いやー、これはこれでやばい。
なんて飲みやすいのか。
じゅわっとした酸が少し大人しくなりはするものの、
ちゃんと存在感を示し、甘みとうまみがはっきりして、
でも調和を崩さない。
コクが生きて、こいつは・・・
もう一本かっときゃよかったね。
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