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2007年をフリカエル
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多分、後で読み返したときに、
「へぇ~、こんなこと思ってたんだ・・・」なんて思うことでしょう。
人の気持ちなんてけっこう変わるモンです。。。


2007年は、長らくNO.1だと思っていた温泉の交替があった年。
自分のこれまで不動のトップワンは、地元上州(ぐんまけん)の名湯草津温泉でした。
古くから親しんできたこの湯は、もちろんすばらしい湯であることに変わりありません。
しかし、今年はそれを超えると思える湯に出会いました。

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それは野沢温泉です。

野沢温泉と言えば、その湯の熱さが想起されます。

もともと熱い湯は大の苦手、ということもあり、今年に入るまで避けてきた温泉です。
温泉に水を加えることでもしない限り自分は入れないだろうと。
「伝統的に熱い湯が受け継がれているならば、相応の理由があるはず」
そう考えるのが自然でしょう。
自分のウチの風呂の湯加減が間違っていて熱い、とかではないはずなので。

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そもそも、「純粋に温泉で熱い湯」というものは、二面からハードルが高いと思っています。
当たり前すぎるけれども「湯は冷めるから」。
もう一つは「入浴して心地よい温度域って、とっても狭いから」。

野沢の湯は正直熱いです。
しかし、今ではそれにすっかり慣れました。
自分でもビックリですが、2日もいたら慣れます。
熱いから・・・という理由で、このすばらしい名湯を避けてた自分はドアホぅでしたね・・・

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野沢にある13の共同湯。
どれも地元の人々が大切に守って、そして受け継いでいこうと日々維持しているものです。
どの共同湯も、満を持して自然に湧き出た源泉による、たっぷりのかけ流し。
それゆえの湯の熱さも含め、守られてきた野沢の湯。

また野沢に行ったら、その湯の熱さに
最初
少しガマンして入る。

そしてそれが心地よくなる。
2008年もまた、そんな時間を、重ねて行きたいモンです。
(でもまた言ってること変るかも・・・ねぇ)
by eratomoeratomo | 2007-12-31 20:54 | ★なんでもないページ