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乳頭温泉郷湯巡り 鶴の湯温泉② ~秋田仙北市~
c0055515_22392030.jpg鶴の湯温泉には4つの源泉があります。
それは「白湯」「黒湯」「中の湯」「滝の湯」の各源泉。
どれも見た目はやや青みを帯びた乳白色で同じように見えるものの、
実はみな少しずつ泉質が違い個性豊か。

朝から乳頭温泉の湯には散々入ってきた後ですが、そこはキレイに朝までは鶴の湯に精神集中。
日が斜めに傾きかけた時間、皆が眠りにつく時間、起きぬけの一風呂、
チェックアウト前の名残惜しい時間、などなど、いろいろな時間に行ってみました。

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「白湯」
鶴の湯事務所前から、小さな橋をわたってすぐの湯小屋右手の湯が白湯。
鶴の湯温泉で一番の湧出量を誇る、ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
壁・床・浴槽すべてオール木の浴室に、乳白色の湯がたっぷりと。

ほぼずーっと貸切。聞こえてくるのは、温泉の落ちるドドドドという音と、虫の声。
この日は少し温めで入りやすい状態だったのと、そんな音を聞いていたら、長湯に。
この白湯、実は美人の湯とのこと。ちなみにあの名物混浴露天も、源泉はこの白湯です。

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「黒湯」
白湯と同じ湯小屋にある、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
別名は子宝の湯だとか。温たまり(ぬくたまり)の湯とも呼ばれるそうで、湯冷めがこないそう。
この日は他の湯と同じく白濁でしたが、日によっては名の通り黒っぽくなることもあるそう。

写真では大きさが分かりにくいですが、黒湯は白湯に比べ小さめの浴槽で、湯はけっこう熱め。
あまり長湯は出来ませんが、鶴の湯の中で黒湯が一番ツルスベ感があったように思います。
それと確かに湯上りはポカポカでした。

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「中の湯」
混浴露天の脱衣所脇にある、小ぢんまりとした浴槽に注がれているのが中の湯。
別名眼っこの湯ということで、神経系統の病気や眼病に効能があるとか。
実は今回、鶴の湯の中で一番気に入ったのがこの湯でした。硫黄の臭いもなかなか。

小さめの浴槽は適温で、ショッパ苦の湯がもったいないくらいの掛け流し。
見事な白濁湯で、透明度は10センチもないくらい。
卵臭に囲まれながら、新鮮な源泉たっぷりの小さい浴槽を独占でした。

「滝の湯」
混浴露天風呂の脇にある打たせ湯の源泉が滝の湯らしいんですが・・・
今回は残念な事に、一滴も落ちてきてなく・・・。

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なお、この他1号館前には唯一シャワーを備えた「白湯」を使った内風呂があります。
「白湯」と「黒湯」の中間くらいの湯船一つの、木の湯小屋でした。
なお混浴露天風呂の他に、女性用には白湯(大白の湯)・中の湯による露天風呂があります。

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「混浴露天風呂」
白湯が底に敷き詰められた石の間からどこからともなく湧いてます。
写真に映る、二つの岩の周りから特に湧いていて、この周辺はかなり"熱"レベルが高い状態。
底の石は真っ黒で、この露天に入るともれなく足のウラは真っ黒。しかもけっこう頑固。
結局、この次に行く温泉まで取れませんでした。

混浴露天風呂は・・・これまで巡って来た露天に比べると、眺望もイマイチだし・・・と
なんとなくネガティブな印象をもってました。
前回の日帰り時に、ワンカップを手にしたオヤジの集団と一緒だった事も多分に影響してますが。
しかし今回、周りを囲む建物や山、ススキを見ながら・・・、
そして思いのほか人もなく、のんびり浸かることもでき、その雰囲気のよさに気づきました。
日が落ちてくるにつれ静かになり、隣の湯小屋からこぼれる明かりなんかも湯面に映り、幻想的。

ここは、次もなんとかがんばって泊まりで来たいものです。(えらいぞ悪友)

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■鶴の湯温泉

住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50

電話:0187-46-2139  

公式HP:http://www.tsurunoyu.com/

日帰り:500円(10時~15時)


■中の湯
泉質:含硫黄・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型) 
源泉温度は46.8度。PHは6.6。
蒸発残留物総計は2920。湧出量は不明。
知覚試験は不明。

主成分は以下の通り
陽イオン:ナトリウムイオン839.2mg、カルシウムイオン155.9mg、
    マグネシウムイオン63.9mg
   
陰イオン:塩化物イオン963.1mg、炭酸水素イオン1239mg、硫酸イオン119.9mg

その他、遊離硫化水素13.7mg

■白湯
泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉 
源泉温度は58.5度。PHは6.9。
蒸発残留物総計は1300(ただし下記成分を足すと???)。湧出量は不明。
知覚試験は不明。

主成分は以下の通り
陽イオン:ナトリウムイオン584.8mg、カルシウムイオン148.8mg、
    マグネシウムイオン43.0mg
   
陰イオン:塩化物イオン783.7mg、炭酸水素イオン657.7mg、硫酸イオン269.9mg

その他、遊離硫化水素150.9mg


■黒湯
泉質:含硫黄・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 
源泉温度は61.3度。PHは6.6。
蒸発残留物総計は2800。湧出量は不明。
知覚試験は不明。

主成分は・・・情報取得忘れのため不明。


■滝の湯
泉質:含硫黄・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 
源泉温度は53.3度。PHは6.7。
蒸発残留物総計は2200。湧出量は不明。
知覚試験は不明。

主成分は以下の通り
陽イオン:ナトリウムイオン584.9mg、カルシウムイオン130.9mg、
    マグネシウムイオン45.0mg
   
陰イオン:塩化物イオン669.9mg、炭酸水素イオン769.8mg、硫酸イオン220.9mg

その他、遊離二酸化炭素118.0mg、遊離硫化水素6.9mg

この他、混浴露天風呂の源泉を鶴の湯とする掲示あり。
源泉は4つのはずだが・・・ん~露天風呂は白湯ではないのか??

参考
■鶴の湯
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 
源泉温度は39.4度。PHは7.1。
蒸発残留物総計は2530。湧出量は不明。
知覚試験は不明。

主成分は以下の通り
陽イオン:ナトリウムイオン717.7mg、カルシウムイオン145.9mg、
    マグネシウムイオン53.4mg
   
陰イオン:塩化物イオン919.6mg、炭酸水素イオン825.7g、硫酸イオン249.9mg

その他、遊離二酸化炭素75.0mg
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by eratomoeratomo | 2006-11-19 22:50 | ★温泉のページ