ブログトップ
沓掛温泉 共同浴場小倉之湯 ~長野青木村~
c0055515_2356594.jpg美ヶ原からの帰り道、霊泉寺温泉の共同湯に浸かったあと、
鹿教湯温泉へとハシゴに向かったのですが・・・
鹿教湯はかつて共同湯「文殊の湯」で塩素臭のため轟沈。
泊まった宿「やまや」の陰気さに撃沈と相性が悪く。
今回も共同湯「町高梨浴場」を覗いたところ、地元の方で満員御礼。
こうなると鹿教湯にこだわる理由もなく、前から行きたかった沓掛温泉に向かうことにしました。

鹿教湯から沓掛へは地図ではけっこう近くに映ります。が、この道中はかなりのクネクネ道でした。

ということで、クネクネの細道を抜け、道が広くなるとすぐに沓掛温泉に到着。
沓掛温泉は山中の3軒の宿と一軒の共同湯からなる小さな温泉地。近くには田沢温泉。
実は、その開湯は古く平安時代にさかのぼります。
共同湯の名である「小倉」は、裏山が京都の小倉山に似ていることに由来しているとか。

c0055515_23563552.jpg

この沓掛温泉共同湯「小倉之湯」は、けっこう新しい印象の綺麗な施設。
一階が男女別浴室。二階が休憩室という施設で、館内も外観同様清潔な印象。

自販機で購入の150円の入湯券を湯番の人に渡して入ります。
と、脱衣所・浴室にも人が「おおっ!」とのけぞるほど。
浴槽に体を滑り込ませる隙間は・・・ムリしない限りありませんでした。
広めの駐車場にクルマがわんさか止まっていたのは、やっぱりこういうことでした。

シャワー付のカランは全部で5つ。蛇口からはなんと温泉です。
大小二つの浴槽には、大き目(4~5人)には源泉そのままの温めの湯。36~37度くらい。
小さ目(3人くらい)の浴槽には加熱した40度程度の湯が掛け流し、ドバドバ注がれてます。

しばらくして混雑が落ち着いたので、大きめの浴槽に浸かると、少し「ヒヤっ」とする印象。
しかし、じっくりと浸かっていると少しぽかぽかと。
湯は少しつるっとするやわらかいもので、白い短いヒモのような湯花が舞っていました。
味は弱いゆで卵味。臭いもわずかに卵臭といったところ。
ぬる湯のため、他の人もみなじっくりと入ってます。

c0055515_23565847.jpgc0055515_2357847.jpg


右手、足湯。左側、源泉です。共同湯のすぐウラにありました。

そしてこの湯の威力は湯上りに体感です。服を着る時分でも少し寒いくらいだったんですが、
しばらくして体がじんわりぽかぽかと。気のせいではなさそうです。そして肌もつるつるっと。いい感じです。

平安の世から湧き出でる名湯は地味にパワーのある湯。施設も綺麗だし安いし湯もよい。
山中の共同湯に人がたくさん、というの状況もさもありなん。深く大きくうなずけます。

c0055515_23583079.jpgc0055515_23583884.jpg

共同湯の裏手にある野菜などの洗い場。湯量豊富です。洗車200円が一番印象的。



■沓掛温泉 共同浴場小倉之湯

住所:長野県小県郡青木村沓掛428-3

TEL:なし

公式HP:なさそう

営業時間:9時~21時(毎週火曜日定休)

■沓掛温泉 混合泉1号~3号
泉質:アルカリ性単純温泉
源泉温度は39.5度。PHは9.5。
蒸発残留物総計は305mg。湧出量毎分1号泉224リットル(自噴)。2号泉70リットル。
3号泉86リットル。
知覚試験は不明。

主成分は以下の通り
陽イオン:ナトリウムイオン63.4mg、カルシウムイオン25.8mg
   カリウムイオン1.2mg
   
陰イオン:硫酸イオン115mg、塩素イオン38.5mg、炭酸イオン11.4mg
   炭酸水素イオン6.7mg、硫化水素イオン1.5mg

※温泉湧出地とほぼ同一で、注入量は大小あわせて毎分119.58リットルの完全掛け流し。
 小は加温あり。大小で源泉が異なるらしいが、具体的にどう異なるかは不明。
[PR]
by eratomoeratomo | 2006-10-12 00:00 | ★温泉のページ